LPガスについて

 

LPガスの基礎知識

LPガスとは


LPガスは、石油ガスを液化したもので、正確には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)といいます。そしてこの頭文字を取ってLPG=LPガスというのです。
 
 
 
 
 

LPガスは、地球にやさしいエネルギー


LPガスは、地球が直面している環境問題に対応して、地球温暖化の原因であるCO₂(二酸化炭素)の排出量が他の化石燃料に比べて少なく、酸性雨に対しても窒素分を全く含まず、硫黄分もほとんど含んでいないため、SOx(硫黄酸化物)・NOx(窒素酸化物)対策として、有効なエネルギーといえます。
また、オゾン層の破壊するといわれる特定フロンの代わりに、エアゾール用としてLPガスが使用されています。
家庭や産業用、自動車燃料といった我々の生活を支えるクリーンなエネルギーとして期待されています。

 
 
 
 
 

LPガスは無臭


LPガスは本来においがありません。ガス漏れした時に、すぐに気づくようにタマネギの腐ったようなにおいをつけています。このにおいの成分は、ガスが燃焼すると無臭になるので、LPガスが正しく使われている限りは臭うことはありません。
 
 
 
 
 

空気よりも重い


LPガスは空気より重く、
家庭などでLPガスが漏れた時は、床面をはうように広がり、低い場所にたまる性質があります。
もしガスがもれたら、下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。

 
 
 

マイコンメーターの役割


 
ガスもれなどガスの流れや圧力などに異常があると、マイコンメータが自動的にガスを遮断します。
※マイコンメータには、ガスを使用中に大きな地震(震度5相当以上)があった場合には、ガスを止める保安機能が搭載されています。